原料の1%と完成品の1%は別

化粧品に使うフラーレン原料には、分散剤や溶剤も含まれます。厚生労働省が公開している調査資料には、フラーレンを約200 ppm含む水分散原料を製品に1%配合すると、製品中ではフラーレンが約2 ppmになる例が示されています。

たとえば完成品100 gのうち原料が1 g、その原料の中でフラーレンが0.02%なら、完成品100 gに含まれる量は0.0002 gです。完成品に対しては0.0002%(約2 ppm)になります。これは計算例であり、すべての製品に同じ原料濃度を当てはめることはできません。

私なら数字のすぐそばにある注釈を読む

パッケージや公式ページでは、「1%」の後ろや脚注にある原料名・注釈を見ます。R.S.マークは原料供給元の表示条件に関する手がかりです。表示を許可されたマークがあっても、完成品の効果や製品同士の優劣を示す指標にはなりません。

同じ「1%」でも、対象の原料と完成品の条件が違えば単純比較はできません。濃度の基準が確認できない場合は、数字から順位をつけず、容量・剤型・使い方が自分に合うかを先に比べます。

参考資料

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